引き続きワイや!
あいさつ雑!
みんな前回のワイの自己紹介は見てくれたか?今回は前回では少し説明しきれなかったモルックの特性やモルックにどんな可能性があるかを語っていくで!
今回はモルックの補足説明+語るコーナーって感じです!
モルックについて前回はざっくりとしか説明していないので実際にはどんな感じなのか疑問が残る方もおられると思います。今回はモルックのよくある疑問について補足しつつ、モルックのさらなる可能性について探求していきます! ※今回は前回の記事の続きになりますのでぜひそちらを先にご覧ください!
日本モルック協会HPのよくある質問集も同時に見ていただくと理解がより深まります。
モルックの特徴
『モルックでどのくらいの人数でやるの?』って疑問はよく聞きます。
答えとしてはモルック1セットにつき2~8人です。(※2チームによる対戦を前提としています)
2人の場合は自分と相手の個人戦ということになります。公式ルールに倣っても最大で4対4の8人です。
なぜこうなったのかは私の解釈になりますが、モルックは1投による最大得点が12点なので理論上では最短5投で終わる計算になります。
ここでもしも人数が5人で、かつ後攻チームだった場合、相手チームが最短で50点に到達すると5人目は投げられないのでかなり理にかなった人数設定だと思います。
ともかく対戦人数が決まればチームに分かれて、チーム内で何番目に投げるかを決めて、先攻後攻をじゃんけんとかハンデという形で決めてゲームスタートって感じです。
・モルックは1セットにつき2~8人
・1チームにつき4人以内が妥当
・チーム戦の手順
①人数を2つに分ける ②チーム内で投げる順番を決定
③先攻後攻を決定 ④ゲーム開始
個人戦orチーム戦?
個人戦とチーム戦があるとお伝えしましたが私は断然チーム戦派です。
そっちの方が間違いなく盛り上がりますね(笑)味方をカバーすることもあれば味方にカバーされることもあり、色んなドラマが生まれるという点でもお勧めします。
先行有利?
『50点に先に到達したチームが勝ちなら絶対に先行が有利じゃん⁈』って疑問に思う方もおられると思います。確かに1投分得するのでその考え方自体は間違っていません。
しかし、それは対戦形式やルールのカスタマイズ次第でいくらでも平等にできます。
まずは1番シンプルな方法は『先攻後攻を交代してもう一度対戦する』です。
ただし、偶数回対戦しないと結局は先攻後攻の数で不公平なのでどちらかが勝ち越すまで続けることになるでしょうね。一番時間がかかる方法です。
次に紹介するのは『先攻後攻を交代したうえで2試合の合計得点で勝敗を決める』です。
例えば1試合目の結果が50対38で、2試合目が37対50だった場合、合計得点は87対88となり、88点を取ったチームの勝ちみたいな感じですね。
もしそれでも同点だった場合はモルックアウトで決着をつけます。これなら2試合で確実に決まるので時間的にはちょうどいいですね。
最後に1試合でできるだけ平等に勝敗を決めたいという場合に『先行チームが先に50点になっても後攻チームは最後に1投投げて、同点(50対50)になった場合はモルックアウトで決着をつける』とかがあります。
モルックアウトとは
モルックアウトはモルックにおいて引き分けた時に適用されるルールでサッカーでいうPKみたいな感じです。モルックアウトでは下の画像のようにスキットルを並べます。
そして全員が1投ずつ投げて合計得点の高い方が勝ちっていうシンプルなルールです。(得点の入り方は通常時と同じで1本倒しで書いてある番号が得点になり、2本以上で倒した本数が得点になる。距離ももちろん同じです。)
所要時間は?
モルックって1試合どのくらいかかるの?って質問もたまに来ます。目安ですが初心者チームなら1試合5分~20分ってところでしょうか?
というのもモルックは50点を超えると25点からスタートするってルールがあるので、両チームとも50点超えてドボンすると泥沼の試合展開になることもあり得るからです。
逆に経験者だらけだと数分で終わる可能性もあるでしょうね。
個人的な見解としては最短ルートで淡々とゲームをこなすよりも泥沼の試合展開のほうが熱くて好みだったりします。(笑)
・チーム戦の方が個人的には面白い
・先行有利だけど平等にはできる
・引き分けの際にモルックアウトという決着方法がある
・所要時間はだいたい1試合5~20分
義務教育の真意
ここからは競技そのものからは離れて、前回モルックを義務教育にすべき(笑)だって言ってた件についてその真意に触れていこうと思います。(本人はいたって真剣ですよ)
教育に良い!
前回の記事と合わせてここまで読んでくれた方には伝わるかと思いますが、モルックは50点を目指し、相手の50点を防ぐという戦略ゲームとしての要素があります。
つまり『遊び』+『計算』の要素がつまっているので教育に良いです。間違いなく暗算能力は鍛えられると思います。
また親子で遊べるので子供とのコミュニケーションにも最適です。
私の主催するモルック会でも親子同伴での参加者の方がいらっしゃいますし、若いうちから色んな人とコミュニケーションをとれるようになれば将来が楽しみですよね。
ゴール(50点)から逆算する思考プロセスに価値がある!
まずは皆さんの小学校低学年時代の計算ドリルを思い出してください。1+2=□とか6+17=□とかこんな感じじゃありませんでした?これって要は1つしかない答え(結果)を求めてる訳です。
しかし、モルックで必要とされてる能力は『□+□+□+□+□+□=50』みたいな感じです。
つまり、どうやってたどり着くかはあなた次第ですよっていうプロセスを重視してるんですよね。答えからの逆算思考とも言えますね。
ここまで来ると成功法則の思考にも近いのですが、これ以上は脱線しちゃうので今回はここまでにしときますね。
ともかく、どうやってたどり着くかはあなたが決めていいのでそういった意味でも自由度の高いスポーツと言えます。
ちなみにそういうプロセス重視の教育は欧米の教育方法にある特徴です。実際にモルック発祥の地であるフィンランドの教育は世界一だと評判です。
気になった方はぜひ調べてみてください。(参考リンク:https://education-career.jp/magazine/data-report/2019/finland-edu/)前回もここは少し触れましたが、フィンランドの自由な発想がモルックを産んだのは間違いないと思います。
モルックによる交流会
さて、ここまで深くモルックの持つ側面について語ってきました。では最後にモルックイベンターとしてモルックで交流することの意義について述べていきたいと思います。
全員参加
参加者が全員参加することです。誰もがチームを組み、協力し、勝利を目指す。
そこに年齢も性別も関係ありません。プレイヤーになっている感覚は実際にやってみないと分からないので皆さんもぜひ挑戦してみてください。
今の日本に必要な精神
これまでの日本はSNSやデバイス機器の発達によって生活は便利になりましたが、その代償として外に出て直接人と遊んで心を通わせることも少なくなってきました。
そして今はコロナウイルスが流行り、そもそも外出する機会すら減ってしまいました。このままでは孤独と孤立は避けられないです。
こんな時代だからこそ世代を問わず、見知らぬ周りの人間すら巻き込んで遊べるモルックのような競技が、『人間が本来持つお節介焼きで温かい心』を原点回帰してくれる意味でも必要とされているのではないかと思います。
とまあこんな感じでモルックは色々な形で活用できるんじゃないかなって話でした!
今回はこんなところやな
あの?前半部分はともかく後半の内容は子供にやってほしいっていう割にはとても子供向けの内容ではないですよね?
当たり前やん!子供は難しいこと考えずにとにかく遊べの精神や!要はその周りの大人が分かってればええんや(笑)
まあ子供がこんな記事見るわけないか(笑)
まあ色々語ったけどそれくらいモルックは奥が深いっちゅうことやな
ですね!それではまた次回を楽しみに!
➡次回【モルック開催編】へ
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