怒涛のモルックラッシュ最終章は前回の予告通り【勧誘編】!
お前もモルッカーにならないか?
鬼滅のブームにも乗っかっていきますね!しかし仲間集めの方法ですか
けど仲間集めるにしてもそういうのってお互いの関係値とかも関係するやん?〇〇座みたいに勧誘しても『やらない』って〇獄さんに断られるやん?
(いや意外と「うむ、モルックか!面白そうだ、やろう!」って感じでやるのでは?)
そうですね、全く知らない初対面の人と友達を誘うのとでは全然勝手が違いますよね?
けどそんなんは関係ないんやな(笑)
(さっき関係するやん?とか言って誘導してたじゃん)どういうことか説明してもらいましょうか?
(なんか当たりきつない?)もしもモルックをやっている自分に少しでも自信がなければ、逆に関係の近い人には教えたくないっていう心理も働くからや。
あ~、職場の人に趣味バレしたくないとかそういう人いますよね?
そういうことや!つまり原則として一番大事なのはモルックをしている自分への自信=モルックが誰に勧めても恥ずかしくない楽しいものであることを分かってることやと解釈しとるで!
答えが出たところで本編始めましょう!
皆さんはどうやってモルックの仲間を集めますか?
もともと友達の多い人、スポーツ系のイベントを開いている人、SNSフォロワーの多い人は集まりやすいと思いますか?
私個人の意見としては集まりやすい要因ではあってもそれだけでは決まらないと思います。
ちなみに私はSNSのフォロワーとか意識してないのもあってめっちゃ少ないですし、モルック以外で何か人を集めてイベントを開いたことはないです。
大事なのはさっき冒頭でモルッ君が言ったようにモルックが楽しいことを知ってることだと思います。体験に勝るものなし!
ただし、ここでは普通になんでも話せる親しい友人は想定しておりません。そういう場合は「テレビで見たんやけど一緒にやらん?」で済むからです。
けど、そうではありませんよね?それならこの記事を読んでないはずですから。
なのでこの記事を読んで誰が相手であってもモルックを人に語れるようになりましょう!
※今回の内容はとにかく文章中心ですが大事なポイントなので最後までお付き合いください。
和のやり方と思考
私自身は学生時代(約7年前)にモルックを周りに伝える活動をしてましたが、1年くらいで活動を辞めてます。しかし、今から1年前の2020年3月に再びモルックの活動を再開しました。
その6年の間に社会人になり、モルックの活動は学生時代の時の勢いを超えています。
ここでずっと一貫してるのはまずは周りの友人たちに伝えるということです。誰にだって楽しいことを共有したいと思う相手はいるものです。なので、一緒にモルックをやりたい人リストを作ってたりしました。
いきなりSNSで知らない人に呼びかけることはしなかったです。
例えばですけど、ワンピースのルフィが張り紙やメディアを使って一緒に海賊王を目指す仲間を募集とかしてたらなんか嫌じゃないですか?(私にとって仲間を集めるのってそういう感覚に近いです)
それでも周りの仲間に支えられ、オープンチャットも55人にまで増えてグループLINEも含めると60人を超える潜在モルッカーを生み出しました。40人くらいになった時にようやく参加者が参加者を呼ぶようになって来ました!
逆に40人くらいまではほぼ一人で地道に1人ずつ増やしてました。
初めはSNSではなく1人ずつ対面で
私は別にSNSを否定しているわけではありません。あくまで順序があるということです。まずは自分の世界の中で広げて、その上で他者をも巻き込んでいきましょうということです。
真っ先にSNSに走る癖があると周りの自分を支えてくれる人たちへの感謝が薄れると感じるからです。
それで話を戻しますと、私が本格的にモルックの布教を始めたのは今から半年くらい前でこの頃には周りの友人には伝え終えていました。
それ以降は対面で会う初対面の人に対してはほぼ全員にモルックの話をしています。この頃はまだ世間の認知度が低かったのでルール説明から全部やってました。
ここで意識してるのは対面ということです。なぜってモルックはスポーツだから。直接会って一緒にやるのだから直接会った相手に話すのが最初の内は重要だと思います。
SNSに対する捉え方
確かにSNSは集客ツールとしての側面があります。それは事実だと私も思います。ネットビジネスやYouTubeとか相手と直接対面しないものならじゃんじゃん使った方が良いとすら思います。
しかし、スポーツは直接来ていただくわけですから、その主催者の人となりを事前に知りたいと思うのは当然だと思います。
もちろん、SNSで自分を徹底的に自己開示した上で「みんな来てねーっ」て呼びかけるのは全然構わないと思います。
私も形だけはSNSで告知してますが、あくまで存在を認知してもらう目的の方が強いですね。それで人が来てくれるほど私はまだまだ自分自身を開示できていないと思っています。
非効率でも自分の口で何度でも話す!
なので私は細かいシチュエーションは違えど、効率を度外視して1人1人説明していって『やりたい』っていう人を増やしていきました。
これはモルックに限らずですが、何か物事を始める時は一見、非合理に見えてもそれが自分のためになると思って取り組むのがいいと思います!
その初めの一歩を横着しないことが大事だと思います。
対面で何度も何度もモルックの説明をして、どうやったら分かりやすく伝わるかを追求し、改善していきました。その過程で屋内でもできるモルック兼対面での説明用にミニモルックを作成しました!
たとえモルックやらないと言われても、その繰り返しが自信に繋がると思います。
ルール説明
ここまでは手段とそのマインド面の話をしてきました。これは別にモルックに限った話ではないと思います。
では実際にどんな説明をしているのか?についてここからは述べていきます。ただし、ここでの対象はモルックを知らない初対面の人を想定してください。(ここがクリアできるなら誰でもクリアできるでしょう)
相手にイメージさせる
この時はまだミニモルックとか作ってなくて、自分の口と身振り手振りしか使ってませんでした。
そうなると大事なのは相手を退屈させないことです。そのためには相手にも考えてもらう、もしくは協力してもらうようにイメージさせるのが一番です!
イメージさせるポイントを以下にまとめます。
①1から12の番号が書かれた木の棒をイメージさせる。
②その木の棒を同じ木の棒で倒して得点を競うゲームだと説明する。
③ここだけ聞いたらボーリングに似てるといってメジャースポーツでイメージを補強する。
④ボーリングとの違いについて説明する。
⑤得点の入り方について説明する、その際になんでピンに番号が振ってあるのか?という相手の疑問を引き出すようにする。
⑥勝利条件について説明する。ダーツのゼロワンをイメージさせるのもあり!
⑦競技の特性を伝える。相手とフィールドを共有し、時には妨害もしながら勝利を目指すゲーム。ここだけ切り取ってカーリングをイメージさせるのもありです。
⑧全部を合わせて最初からボーリング+カーリング+ダーツみたいなスポーツと説明して初っ端に興味を引いておいて徐々にその理由を説明していくようにルール説明するのもあり。
説明口調ではなくストーリー口調
では上記のイメージポイントを参考にしてどんなストーリーが出来上がるかを見てみましょう!
※以下はあくまで一例です
『それではモルックのルールを説明していきます』
『まず初めにモルックがどんなスポーツかって言うと木の棒を投げて木の棒を倒して得点を競うスポーツです』←スポーツとしての概略を伝える
『え?それだけって思いますよね?はい、その通りです。動作としては木の棒を投げるだけなんで老若男女誰でも出来るのが特徴です』←一度ここで拍子抜けさせる
『けど、そのたった木を投げるだけのスポーツがめちゃくちゃ盛り上がっているのにはそのルールに理由があります。それを今から説明していきます』←一度下げておいてから持ち上げていく
『まずは1から12の番号が書かれた木の棒が固まって並んでいるところイメージしてください』
『そうしたらそこから3~4m離れた地点から同じような木の棒を投げて倒します。ここだけ聞くとボーリングみたいな感じです』←ここで例えを出す
『それで例えば10本倒したとしたらこの時10点が入ります。分かりやすいですよね?そうです、この場合倒した本数分が得点となります』←含みのある言い方
『え?倒した本数が得点になるなら番号は何のために振ってあるんですか?って気づいた方は非常に鋭いです。ただこれは後で説明しますので今はお待ちください』←後の話のための布石を打つ
『次に木の棒で木の棒をぶつけて倒したら当然散らばりますよね?モルックでは散らばって止まった地点で起こすルールがあります、つまり毎回場所が固定されるボーリングとは違ってどんどんフィールドが広がっていくんですね』←当然の物理現象を説明して入りやすくしてからボーリングとの違いを説明
『これを踏まえてもう一つの得点のルールを説明します。』←フィールドが広がることが前提としてあることを伝える
『次に相手が投げる時は散らばった状態からスタートします。それで相手が5と書かれたピンを1本だけ倒したとします。この時の得点は5点になります。』←散らばった状態からスタートさせることで1本だけ倒すことが物理的におかしくないことを印象付ける
『この違いは何かというと2本以上倒したときは倒した本数分が得点になり、1本だけ倒したときはピンに書かれた番号が得点になるというルールです、つまりピンに番号が書かれているのはちゃんと理由があったんですね』←ここで得点の入り方をまとめて、かつ番号に意味があることを強調する
『なので最初は固まったところに投げてとにかくいっぱい本数を倒します。それでフィールドが広がってきて10,11,12とか高得点のピンが孤立してきたらそれを狙い撃ちして得点を稼ぐゲームです』←ここまでの説明からどんな試合状況が予想されるかを説明
『ここまでで既に面白いスポーツなんですがここにさらにスパイスが加わります。それが勝利条件です!』←既に完結しているかのようなルール説明に畳みかけるように説明していく
『モルックでは相手と自分で交互に投げて得点を足し算していきます、そしてその合計得点を先に50点ぴったりにしたチームが勝ちます!ダーツでいうゼロワンみたいな感じです。つまり闇雲に高得点して勝てるゲームじゃなくて計算もしないといけないんですね』←勝利条件自体は簡潔に説明して、それが意味するところを自分なりに解釈して説明
『もし50点超えたらどうなるんですか?って話ですがその時は半分の25点から再スタートになります。負けではないですが大きく勝利から遠ざかるのでしっかりと点数を調整する必要があります』
←この疑問はまずほとんどの人が感じることなので相手の脳内を先読みする感じでもいいです。
『他に面白いのは相手と自分でフィールドを共有してるので相手の勝利を妨害することができることです、例えば相手が今40点で次に10点を狙いそうなときは逆に自分がその10点を取って遠くに飛ばすことで相手が上がりにくくすることもできます。それこそカーリングみたいな感じですね』←戦略の要素に妨害を付け加えて深みを出す+例えを出す。
『なのでこのゲームはいかに相手の50点を防ぎつつ自分が50点を取るかという投擲+戦略の要素があるゲームなんです』←最後にゲームの要点をまとめる
『以上がモルックのルールですが何か質問とかありますか?』←質問は必ず受けてください
ガチで説明したらこんな感じになります(笑) 色々と意識していることが分かりますね!
ぶっちゃけ知らない人になんとなく面白さを伝えて「やりたい」って言わせるのが目的なのだから細かいルール(3回連続失投で失格とか必ず下手投げでやるとか完全に倒れてないスキットルはカウントしないとか)は説明する必要はないと思います。
そういうのは実際にやるときか質問が来た時に説明すればいいんです(笑)
補足:3回連続失投で失格というルール
私はモルック大好きですけどこのルールだけは嫌いだと明言します。その理由を説明します。
①完全に初心者殺しのルールであり、モルックのハードルを上げている
➡始めたばかりの初心者が失投するのは当然です、そんな初心者に対して最後までモルックを体験させてあげないのは何事だって思ってます。
逆に上級者は外しにくいのでこのルールによる影響は初心者よりも受けにくいと思います。
特に相手がまだ子供だった場合、頑なに「ルールだから」って言い張ってモルック棒を取り上げますか?それで本当にモルックが広まると思いますか?それは大人が勝手に決めた『ルール』です。
私はモルックの自由な競技性が好きなので、そんなルールなんぞに縛られる必要性を感じません。
人がルールを守るのではなく、ルールが人を守るように、時には相手の目線に立ってみて楽しめる工夫をすべきだと思います。
そういった意味では私はモルックを教えているのではなく、モルックの楽しみ方を教えています。
②失敗がそのまま負けに直結するという意図がある
➡ミスをすることで不利になるのはゲームである以上、当然の要素だと思います。実際にモルックでも一手パスするのだから不利になります。
しかし、それで直接負けになるのは他の競技でもなかなか見ません。そういった意味でもこのルールだけ明らかに異質に感じるんですよね。
個人的な感覚ですけど相手のミスで直接勝利するより自分の力で勝利する方が気持ちよくないですか?
③挑戦することに対するオーバーアタック
失投するということは遠い位置にあるスキットルを狙っていたり、困難な位置にあるスキットルを狙っている可能性が高いです。
このルールをありにするとそういった挑戦投球に対してストップをかけるんですよね。
ただでさえ、失敗する可能性が高く、失敗したら一手損する意味でリスクを払っているのにゲームそのものが終了するというのは少しオーバーキルのような感じがします。挑戦することってそんなにリスク高いものでしたっけ?
そういったリスクやスリルも含めての妨害戦略を楽しめる方も当然いらっしゃると思います。なので、それはそれで尊い感覚だと思います。
ただ、私自身はこのルールなくてもめちゃくちゃ面白いことを知ってるので要望がない限りは導入しないですね(※ただし大会とか公式戦出るなら絶対ありにすべきです)
楽しく話す!
以上のような説明を楽しそうに身振り手振りも加えて話せればOKだと思います。
結局どんなにいい内容を話していても話してる本人が楽しそうにしてないと何にも響かないと思いますのでここが一番重要です!
短いですけど以上です。
自分の体験
体験に勝るものなしということですが、既にモルックをやったことがある場合は単純に感想を伝えるのでも十分です。要するにその熱量が伝わればいいんです(笑)
ちなみにさっきのルール説明の部分は実際にモルックを体験していないと説明できない順序になっているのはお気づきでしょうか?
そうです、実践の手順に沿うようにルールの説明を入れ替えています。
いきなり2本以上倒したら、1本倒したらって説明をするよりも間にフィールドが広がっていく説明を入れた方が実践の順番に沿っていて、番号が振られている理由とともに入りやすいと思いました。
対面で人間が話すのだから教科書通りにルールを順番に淡々と説明するだけじゃダメなんです!
それなら『日本モルック協会のHP見て!とかyoutubeのモルックの動画見て!』で片付くんです。
自分の体験を話すのって自分の口で説明することなので資料や動画だけじゃ伝わらない熱意や楽しさを伝えるものだってことを心がけるべきです。
これはモルックだけでなく、人に何かを勧める上で重要な考え方だと解釈しております。
ポイント
・SNSに拘らず、まずは周りの友達から
・何度も何度も対面で説明して改善する
・モルックを説明するときは
①相手にイメージさせる
②説明口調ではなくストーリーを作る
③楽しく話す
・自分の体験を自分の口で話す
いかがでしたでしょうか?
今回の内容は私個人の見解が100%なので納得のいかない方は別に参考にする必要はありませんし、スルーで大丈夫です。
ただモルックの面白さを伝えることに対して誰よりも情熱を注いできたという自負をこの記事に込めていますので、これからモルックの仲間を集めたいという方に向けて少しでも手助けができれば私としても嬉しい限りです。
完全に燃え尽きたな
あのトークスクリプトみたいなの全部出すとは思わなかったです
まさに今回は自分のモルック道の全てをさらけ出した感じやな
今回はボケる気力も湧かずですね、それでは短くまとめましょう!
モルックに関する全集中期間はこれで仕舞いや!今後モルックに関してはのんびりと書きたいことがあれば書くって感じで進めていくで!ほんじゃまた
モルック以外の記事は今後も進めていきますのでご期待ください!
最後にここで一句。『体験に 勝るものなし モルック道』
モルックはオールシーズンを表す季語!みんなもLets’モルックや!
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