今回は久しぶりにモルックの記事やで
先日ついに初の大会を開いたんでしたっけ?
そうやな、GW前半は大会を成功させることだけ考えてて死ぬ気でやってたな(笑)
でもだからこそ見えてくるものもある!
それでは全国のモルックを広めたい方に届け!この想い!
今や全国にモルックサークルやモルック団体が生まれてますよね?
けど本当の意味でモルックというスポーツを世間に定着させるには決定的に足りないピースがあります。それは芸能人以外でモルックで食べているという人です。
野球であればプロ野球制度がありますのでプロ野球選手として野球で食べている人はなんら珍しいことではないですよね?つまり世間がモルックに対してこの認識と同じ認識を持った時モルックはスポーツとして一歩昇華されるという訳です。
今回はそんな認識を前提としてモルック大会を開いた経験から言えることを記事にして伝えていきます。
モルックというスポーツの認識
まずはモルックというスポーツの世間の認識から確認していきます。私はモルックイベンターとして数えきれない人にモルックの話をしてきました。その結果、世間の認識は大体以下の通りです。
「なんかどっかで聞いたことある」「なんかさらば青春の光って芸人さんがやってるやつ」「確かジャンクスポーツで浜ちゃんがやってたやつ」←世間の認識ってこんなもんです(笑)
まさに絶妙な知名度なんですよね。存在は認知されているけど実際にやったことのある人はまだまだ少ないという印象ですね。
けど実際にやったことのある人はほとんどが楽しいって言いますね。これも今まで見てきた事実に基づく結果です。
モルックの特色を知ろう!
モルックを広めていくうえでモルックの特色を把握することは最重要です。詳しくは僕の過去記事を参照ください!
まず老若男女誰でもできるという特色を最大限に生かすべきです。
そういった意味では大学のサークルでやるのもいいとは思うのですが、大学生だけでやるのももったいないと感じています。周りを巻き込む力を生かし切れていないように感じます。
そして次に競技としての自由度も取り入れていくべきだと思います。私の過去記事でも述べたように人に応じてそういったルールの工夫は取り入れています。
有料?無料?モルックイベンターが語る!
そしてここからが一番大事なことです。あなたはモルックの会を主宰する立場だとして参加費を取りますか?それとも無料にしますか?
私個人の意見ですが、ここで万人が無料にするといえばモルックがこれ以上発展することはないでしょう!無料でも発展していけるところがあるとすればそれはスポンサーがついているところぐらいでしょう。
もちろん家族だけで楽しみたいとか、周りの仲間内だけでやりたいというなら無料でもかまわないと思うんです。
けどそうじゃないならしっかりと参加費はとったほうがいいです。その理由を以下に述べていきます。
なぜ参加費を取ったほうがいいのか?
①スポーツをやるのにお金がかかるのは当然のことだから
②モルックの準備をするのは大変だから
③お金をいただくことで責任を持つようになるから
まずは①についてですがこれはそのままの意味です。スポーツをやるのにお金がかかるのは当然のことです。実際に私の過去記事でどのくらいモルックをやるのに費用がかかるのか?については述べられています。
フットサルなら1回1500円、ボーリングなら1回1000~3000円くらいはかかりますし、習い事でスポーツをやる時はさも当然のようにお金を払ってスポーツをしてますよね?
モルックだって立派なスポーツですよ?むしろ場所代を取らないので他のスポーツよりもよっぽど良心的な値段でできます。
なんでモルックはだめで他のスポーツは有料でオッケーなんですか?ここに世間の認知のゆがみが生まれていると感じています。
もしもモルックは「まだマイナーなスポーツだから」とか「まだそれだけの価値がない」という認識ならまだモルックの可能性に気づいてないので、モルックを広めるのは辞めたほうがいいでしょう。
なぜなら②の理由のようにモルックの準備をするのは凄く大変だからです。特に大会を開くとなると相当な労力が必要となってきますのでそれだけ可能性を感じてないなら遅かれ早かれ辞めてしまうでしょう。
そして③ですがこれは趣味と仕事との境界線といえばいいでしょうか?お金をいただくことでそれ相応の責任を持って取り組むことができます。
ここに関しては個人の解釈になってきますが、私自身は無料だと無料の価値しか提供できない派です。無料だと大会なのに景品すら用意できないですよ。
そもそも世の中のあらゆる物やサービスがすべて無料なら経済なんて回らないわけです。「お金をとること=悪」であり、なんでも無料で済まそうとする人たちのマネーブロックを私は吹き飛ばしてやりたいです。
それに責任といってもそんなにめちゃくちゃ重く感じる必要はないです。おそらく数百円の話ですし、お値段以上の価値を提供できるならそれで構わないと思います。
楽しむ心なくして継続できないのもまた人の心理であり真理です。
ちなみに私はモルックの楽しみを体験してもらうことと同時にモルックを通して他のスポーツなら間違いなく関わることのなかった人たちと交流できるのが楽しみだったりします。
そしてその感覚を参加者にも味わってほしいと思っています。
ファーストペンギン
まだあまり認知されていないスポーツを広めようとしている我々はある意味で海に飛び込もうとする最初のペンギンとも言えます。
その挑戦はなによりも価値のあるものだと思いますし、どうせやるなら本気でやったほうがいいと考えています。
そしてどうせ本気でやるなら責任を持って取り組んだほうがいいと思いませんか?
モルックで食べていきたいなーと思っている人は少なからずいると思いますのでそれが応援されるような世の中であってほしいものです。
モルックで食べていく?
ここでぶっちゃけた話をします。
私はモルック布教活動を1年以上前からやってます。学生時代も含めると約2年です。
そして3か月くらい前から基本参加費を500円、大会参加費を1000円としてやってきました(それまでは無料でやったり、300円でやってたりしました)が、道具や必要な経費を差し引きすると利益はほぼ0です(笑)
むしろかけた時間や労力のことを考えたら大幅にマイナスに振り切っています。
1年かけてもこの程度なんです。どれくらい厳しい道かはわかっていただけるかと思います。お金目的でやってたら確実に挫折してますよ(笑)
だからという訳ではありませんがお金を取ることを恐れないでください。本気でやったって元を取ることすら難しい世界なんです。
それに初めからお金を取ったほうがいいと言っている訳ではありません。初めのほうはどうしてもグダグダになると思いますし、そんな状態では価値を提供できません。
最初は無料で始めて徐々にクオリティを上げつつ、規模が増大してきたときに改めて考えればいいと思います。公認団体や友好団体になるかどうかの件も含めて。
間違っても公認団体になるのが目的とか肩書きをモチベーションにしないほうがいいです。公認団体になったから人が集まるのではなく、人が集まるから公認団体になるのだと考えた方がいいです。
ようするに肩書きというのは(資格試験もそうですが)中身が伴ってようやく後から付いてくるものなのでくれぐれも結果にとらわれないでください。それはモルックもNARUTOのイタチさんも同じことを教えてくれています。
そういう訳でモルックで食べていくのはプロ制度がない現状では不可能なんですよね。けど、それが将来も不可能かどうかはやってみなければ分かりません。
それは日本全国にいるモルッカーの皆さん次第ですし、1人1人が責任を持ってモルックを取り組まないことにはこれ以上発展していくことも厳しいと思います。
モルックを通してどんな社会にしたいか?
ここまで記事を読んでくれた方なら私がモルックに関して並々ならぬ想いを抱いていることはご理解いただけるかと思います。
しかし私がどんなにモルック好きでも、苦しい場面は当然何度もありました。(実際に大会の準備をしている時なんてあまりに大変すぎて俺はなんで大会を開こうとしているのだろう?と自問自答したほどです)
これに関しては『モルックに関する部分を全部自分1人でやっているから』という自業自得な部分も理由としてあります(笑)
それほどめちゃくちゃ苦しくてもこれまで挫折しなかったのは周りの方の協力に支えられたから、そしてモルック道を通してどんな世界を実現したいか?という自分の中の想いがぶれなかったからです。
その想いに関しても私の過去のモルック記事で触れていますのでよかったら読んでみてください。
とにかくモルックを通してその先にあるものを明確にしないと間違いなく挫折してしまうでしょう!学生時代の自分のように。これは何事にも共通することです。
■モルックの世間の認識は「知ってるけど大多数はやったことない」
■モルックの特徴を理解して生かそう
■モルックも他のスポーツと変わらない立派なスポーツである
■モルックを本気で広めるならその先にある想いがないと挫折する
やっぱりモルックの記事となると凄くスラスラ書けるな
それだけ伝えたいという想いが強いからでしょう!
あとはモルックの専門家であるという点もあげられますね。
大会を終えて一区切りついて、今の日本モルック界について冷静に分析してみた結果やな。俺一人じゃあかんのや。
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